子供のわからないを理解する

家庭・育児・教育

「点Aと接する辺を答えなさい」
「辺ABと平行な線をすべて答えなさい」
「面Cと垂直な面をすべて答えなさい」
これ、立方体の問題なんですが、皆さんはきちんと説明できますか?

息子を小4から塾に行かせてます。ただ、中学受験は考えていません。とはいえ、いつかは受験する時は来るのでゴリゴリの進学塾ではなく、「塾ってこんなとこだよ」て意味も兼ねつつ、特に他に習い事をやらせてないので自転車で行けるような距離にある塾に通わせています。塾自身は進学塾を謳ってますが、月謝も進学塾の中ではリーズナブルで、学校の授業の予習代わりにもなるから丁度いいのかなと。本人は勉強は嫌いだと言っていますが、週に2回休むことなく通っています。
本音では、野球やサッカー等熱心に何かに打ち込んでくれていれば通わせなくても良かったと思っているのですが、毎日ダラダラゲームして動画見てと暇を持て余してる大学生みたいな生活をしていたのでこれはいかんという事で。

さて冒頭の話。
「塾の問題で算数の立方体の問題ががわからない。」と言います。息子は算数は割と得意な科目なのでなんでだろうと。確かにこの手の立方体の問題は数字は使わないものの、あまり止まる所でもないようなと。横に座って一緒に問題文を読み一度立方体の事は置いておいて、問題文余白に四角形を描いて「辺ABと平行な辺ってどれ?」息子に問いかけてみます。
すると、息子はAを指さしました。

これで私は合点がいきました。

息子はそもそも点、辺、面、平行、垂直等の単語の意味を理解していないのでした。

立方体の前に三角形/四角形は学校で習っているはずで、その時に垂直と平行は説明をされているはずです。ですがおそらくはその単語の意味はなんとなく聞いて理解してたんだろうなと推測ができました。
この立方体の問題の解き方を説明する際、僕はそれを理解している前提で話していたのでした。単語の意味を理解していなきゃそりゃわからない訳だ。(でもこれ、塾の先生説明したんだろうな、とは思いましたが。)

大人はここは躓かないだろうと言う所や言葉の意味を分かっている前提で説明をしてしまいますが、実は子供はその手前で止まる事が多いんだなと認識させられました。
たぶん、次で行き詰まるのは約数とかそこら辺なんだと思ってます。

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