子育てをしながらロードバイクになんて乗れるのか、、、ロードバイク始めてみたいけれどそんな不安が頭をよぎり、その一歩を踏み出せない世のお父様方は割といらっしゃるのでは思います。
結論は「乗れなくはない」です。レースに出たりするアクティブなお父様もいらっしゃいますが、かなり限られた人かと。
そんな方の為に実体験に基づいたメリットとデメリットを記載していきます。
デメリット
初期投資にお金がかかる
これはもう覚悟が必要です。僕がロードバイクを始めた時は105と言われるグレードが完成車で15万で購入できました。でも今となっては同じグレードでも20万超えが当たり前になっています。（それより下のグレードでは20万以下のロードバイクももちろんあります。）
また、ロードバイク完成車にはペダルが付いていないケースがあり、追加で費用がかかります。その他ライトやヘルメット、空気入れなんかも必要となり、最低でも本体＋5万はかかった記憶があります。また、ロードバイクに乗る際に着るサイクルジャージなんかも買ったりするともう少しかかり、さらにメンテナンスを一部自分で行おうとするまたさらに。なんだかんだ購入から半年は色々なものにお金をちまちま使う事になります。これらの費用がどこまでご家庭で許容されるか検討が必要です。
家族の理解が得られない
世間一般では自転車は高くても５万くらいでしょうか。電動だと10万くらいはいくかも。
にも関わらずロードバイクはその倍以上のお金がかかる。小さい部品でさえも数万かかったりします。「こんな小さいもので！？」と驚かれますし、理解してくれないので説明に苦しみます。
また、１回の走行距離で50～100km、行って帰ってくるので半日～１日。多少他の運動している人でもこれだけ聞くと怪訝な顔をされます。
「ランニングでいいじゃん！」
えぇ、ごもっともです。
乗れる時間が確保できない
平日は仕事、週末午前は妻と買い物に、午後は子供と公園に。そして夜は子供の寝かしつけ。夜泣きをするようなまだ小さいお子さんをお持ちのご家庭では睡眠時間さえままなりません。そんな中でさらにロードバイクを乗ると言うのはなかなか厳しいです。無理して起きないと寝てしまいます。
保管場所の確保が必要
ロードバイクは屋外に停めておくのは盗難のリスクがあるのでおすすめできません。その為、家の中で保管する事になりますが、スペースの確保と外で走るような代物を屋内に持ち込む事を家の人が許してくれるのかが重要になってきます。これをうやむやにすると購入後に揉める事になります。
僕の家はまだ余っている部屋があるのでなんとか保管スペースを確保できていますが、子供が大きくなり部屋を用意する事になれば僕のロードバイクは路頭に迷う事になります。現在はその問題は先延ばしにしております。あと数年は大丈夫なはず。。。
メリット
人と場所に左右されない
自己完結できるので、予定は組みやすいです。草野球やフットサル、ゴルフだと他の人と予定を調整して調整してようやく、なんて事もありえます。それに対しロードバイクは自由です。朝走ろうが、夜走ろうが自分次第です。僕は家族が寝静まっている時間に走りに出ています。また、子供の突然の体調不良などでも「やっぱ止めとこう」もできます。
場所は気の向くまま。家を出ればそこがフィールドになります。移動時間なんて「0」です。
健康的な親になれる
ロードバイクは有酸素運動です。割と早い段階で痩せていく事を実感できます。
子供が多少大きくなった時に太っただらしない体型の親よりもシュッとした親の方が子供も嬉しいんじゃないでしょうか。僕はロードバイク始めて最初の健康診断で劇的に変わりすぎたので、病気を疑われたくらいです。
子供の為だけでなく、将来の自分の為にもなりますよ。そして食べるご飯がまぁおいしいこと！
将来子どもと同じ趣味になる、かも、、、
これは僕の夢だったりするのですが、子供がロードバイクに興味を持ち、一緒に走れるかもとか考えてます。子供が大きくなって同じ趣味と時間を過ごせるって良くないですか！？野球とかだと、年齢による動きの差がやはり出るのでなかなかしんどいのかなと。ロングライドイベントに一緒に走る、いいじゃないですか。
爽快感
最終的にはこれです。全てのデメリットを帳消しにしてくれます。仕事や子育ての悩みなんて吹き飛ばしてくれます。僕は早朝にのりますが、頭がクリアになり前向きな気分にさせてくれます。最高です。
いかがでしょうか、参考になりました？途中で出て来た「ランニングでいいじゃん」はもちろんありますが、僕は一度ランニングを経由し、爽快感を求めロードバイクに行き着きました。
これを読んでロードバイク始めてみよう、やっぱ止めておこうの判断の一つになれば幸いです。メリットの情報量が少ない気がする。。。でも事実だしなぁ。僕としてはロードバイクを始める一押しになってくれれば嬉しいのですが、こればかりは家庭環境に大きく左右されますから。また思いついたらメリットは随時更新していきます。
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